2020年5月1日に青木法律事務所を開設いたしました。
私は、約15年間にわたって弁護士法人銀座ファースト法律事務所にてパートナー弁護士として研鑽を重ねてまいりました。同事務所では、数多くの訴訟を担当し、法廷弁護士としてのキャリアを積み重ねてまいりました。
この15年間で時代は大きく変わっております。今後もますますその変化のスピートが加速していくものと思われます。それに伴い、弁護士としての活動領域も大きく変化を遂げております。従来は、問題が顕在化し、紛争が具体化して初めて弁護士が介入するというスタンスが多かったと思われますが、今は、リスクマネジメントや予防法務が提唱され、ビジネスシーンで弁護士が事前にコミットしていく状況が多くなりました。
しかしながら、そこで弁護士にとって重要なのは、最終的に問題が顕在化した時に訴訟でどのような関係性に至るのか、ということを日々の業務の過程において事前に勘所として感知することができるかどうかというセンス・能力です。それは、数多くの訴訟を経験することにより初めて培われていくものだと思います。訴訟に精通しているからこそ、その前段階における日々のビジネスシーンでやり取りされる交渉、契約が具体的な意味を持ってくるのです。
青木法律事務所では、このように目先の問題だけに囚われることなく、最終的な訴訟的解決という先をも見据えたリーガルサービスを提供し続けていくことを目指しております。